WiMAXのサービス終了が正式にアナウンスされました。申し込みは、2018年9月30日で終了し、WiMAXサービスも2020年3月31日で終了するそうです。
えっ!!
WiMAXが終わる!
早とちりしないで大丈夫です。
現在の主流であるWiMAX2+(440Mbps)の帯域を広げるための措置とのことです。
WiMAXというのは、現在は13.3Mbpsの古い規格です。停波することは以前から言われていました。
WiMAXの変遷
現在、WiMAXのためにUQコミュニケーションズは、50MHzという幅の周波数を割り当てられています。この内、WiMAXに10MHz、WiMAX2+に40MHzを使用しているのですが、50MHzすべてをWiMAX2+に割り当てるためです。
WiMAXが初めて登場したのが2009年2月26日。
東京23区と横浜市・川崎市のみをエリアとして、基地局数500局でスタートしました。その後、2010年8月には1万局・政令都市の人口90%をカバーを達成、2011年に1万5千局・契約数100万契約と順調に発展してきました。
2013年7月には新規格のWiMAX2+が登場します。2013年10月31日には、WiMAX2+が110Mbpsで東京の環状7号線(東京都道318号線)内から開始しました。
2015年にはキャリアアグリゲーション(CA)対応となり、下り220Mbpsが実現し、基地局数は2015年3月に2万局を達成。5月には契約数が1000万契約突破。
2016年12月に、4☓4MIMOとCAによる下り最大440Mbpsが、東名阪エリアからスタート。
2017年2月に屋外基地局数が3万局突破。2017年9月には東名阪エリアで下り558Mbpsが開始。
2018年6月ごろには、全国で440Mbpsが使えるようになりました。1Gbpsも目前です。
目覚ましいということばがピッタリな発展ぶりがうかがえます。これがわずか10年の出来事です。
モバイルWiFiルーター WiMAX2+
モバイルWiFiルーターは、他社にもLTE回線を使用したものがあります。ただ、現在のところ、日本中で440Mbpsという高速回線が使え、そのエリア内なら使い放題である「ギガ放題」契約が安価に使えるモバイルWiFiルーターは、WiMAX2+だけです。
実際の使用において、光回線と同等な速度が出るWiMAX2+は、モバイル運用でも、自宅での固定回線代わりでも、実用的な回線と言えるのではないでしょうか。
最安値だと使い放題が端末付きで月額3,400円前後で使えます。
⇒ カシモWiMAX
⇒ GMOとくとくBB WiMAX2+