便利なキャリア決済の落とし穴

キャリア決済というのは、アプリや通販などで買い物をしたとき、クレジットカード払いではなく、スマホの料金とコンテンツ代金をキャリアの毎月のケータイ料金と一緒に支払うサービスです。

ドコモならspモードコンテンツ決済サービス(d払い)
auならauかんたん決済
ソフトバンクならソフトバンクまとめて支払い

LINEスタンプなんかは割と買いますよね。ウェザーニュースなどの有料コンテンツも利用していたりしませんか。

これに大きな落とし穴があることがYahoo!ニュースに出ていました。

SMSなどで偽のサイトに誘導し、IDとパスワードを入力させ、そのデータを使って不正に買い物をされるケースが急増しているそうです。

実は問題はこちらなのです。

キャリア決済の補償制度がなく、被害にあったら泣き寝入りするしかない。

クレジットカードなら不正使用時の補償があります。ところがキャリア決済にはこれがないそうです。

記事によれば

ドコモ 「dアカウントのIDとパスワードが入力された上でサービスが利用された場合は、商品等購入代金は、いかなる場合であってもお客さまにお支払いいただきます」

au 「キャリア決済の規約に「仮にお客さま以外の方がパスワード等を入力されて利用された場合はお客さま利用と判断する」と明記。」

ソフトバンク 「不正利用などで使用者に損害が発生しても、会社側に故意や重大な過失がある場合を除いて「一切の責任を負いません」と利用規約に書いている。」

キャリアは、ケータイ料金とまとめて支払いができる便利さだけをアピールしていますが、ユーザーにとっては、不正利用されても一切の補償がないことを強く打ち出しているなんて、ひどい話です。

昔あった0990有料コンテンツサービスのようですね。

私はとりあえず、利用できる上限を5,000円に設定しました。長く使っている方は、最高額の10万円に設定されている方もいるそうです。

一度ご確認されてはいかがでしょう。

もともと私は、時期が来たら月額料金が安いUQモバイルやワイモバイルに乗り換えようと思っていました。

キャリア以外には、そもそもキャリア決済なんてありませんから、ちょうどいいかも。

(※訂正します。UQモバイルにもワイモバイルにもキャリア決済がありました。ただし、自分で設定しないとキャリア決済が使えませんから、自動的に使えるようになるキャリアよりもまだ安心ですね。)

キャリア決済が不要な方は格安スマホに乗り換える機会かもしれませんね。

⇒ UQモバイル
⇒ Y!mobile