フォルクスワーゲンポロ GTI 試乗

フォルクスワーゲンポロ GTIをディーラーさんから貸していただきました。

直噴ターボ4気筒2リットル200PS、トルク320Nm(32.0kgf・m)はどんなフィーリングなのでしょうか。

アクセルを踏み込むと、踏み込みに機敏に反応して車が発進しました。今までのスポンジーなアクセルの感触とは違って、マニュアル車的なダイレクト感が感じられました。

これは、ゴルフ6まであったダイレクト感に通じるもので、これぞDSGの醍醐味だと思います。

DSGは、今までにリコールが繰り返され、直近では2019年8月21日にもリコールが届出されています。

ただ、このリコールは、対象車両が2008年4月28日から2016年3月14日に輸入された17万6068台とされ、シロッコ、ポロ、ゴルフなどすべてのフォルクスワーゲン車が対象です。

ということは、2016年4月以降の車は対象外なので、2018年3月に登場した新型ポロは、DSGの耐久性は向上しているとみていいと思います。

エンジン音はやや室内にも入ってきますが、2リットル200PSのハイパワーは、ゴルフRよりも力強さが感じられます。

それはやはりDSGのダイレクト感に負うところが大きいと思います。スムーズにしかも強力に加速していきます。

このエンジンはトルクフルで走りやすいし2リットルの余裕が感じられて良いエンジンだと思います。

後姿は6Rの雰囲気を残していますが、ゴルフ並みに大きくなったポロは良いバランスで好ましいです。

内装も上質で、6Rより一段と高級感が漂います。エアコン吹き出し口が下方に移り、ちょうどいい位置になったと思います。

おしゃれな車です。男性ばかりでなく、ポロGTIは女性が乗ってもよく似合うでしょう。乗りやすいので女性にもおすすめできます。

リアサスはトレーリングアームなのですが、乗り心地は固めではあるけれどGTIらしい上質な乗り味で、トレーリングアームとしては最上の感触だと思います。

ポロRラインとポロGTIは迷いますね。余力があるのならGTIです。1.2リットルの延長にある1.5リットルエンジンとは別物です。ゴルフGTIと同格な2リットルエンジンですから。

愛車を少しでも高く売ってポロGTIを買うという選択肢もありますね。

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